「国際的視点でマンガを考える! ケベック・バンド・デシネ特集シンポジウム」まもなく開催

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きたる11月23日(金)、茨城県の筑波大学で「国際的視点でマンガを考える! ケベック・バンド・デシネ特集シンポジウム」が開催されます。

筑波大学では以前にも何度かケベック出身のバンド・デシネ作家を招いてイベントを行ったり、同大学で教鞭を執られているマンガ家の山本美希さんがケベック州のモントリオールを訪問したりと、ケベックのバンド・デシネと深い関係を築いてきました。

山本美希さんのモントリオール訪問記をこちらからお読みいただけます。
モントリオールにマンガ旅行―第1回 マンガのスタジオ訪問
モントリオールにマンガ旅行―第2回 マンガと図書館、マンガと大学
モントリオールにマンガ旅行―第3回 フェスティバルの作家たち
モントリオールにマンガ旅行―第4回 初めてのフランス語版
モントリオールにマンガ旅行―第5回 旅のカギを握る3人

そうしたこともあって、今回、ケベックのバンド・デシネ作家が複数参加するシンポジウムが実現する運びとなりました。参加作家は、CAB(キャブ) 、Thierry Labrosse(ティエリー・ラブロッス)、Francis Desharnais(フランシス・デアルネ)、Nunumi(ヌヌミ) 、Stéphanie Leduc(ステファニー・ルデュック)、Gautier Langevin(ゴーティエ・ランジュヴァン)の実に6名。日本ではまだまだ知られていないケベックのバンド・デシネについていろいろ知ることができるまたとない機会です。

ティエリー・ラブロッス『アブ・イラト(怒りにまかせて)』第3巻(Thierry Labrosse, Ab Irato, T3)

ゴーティエ・ランジュヴァン&オリヴィエ・カルパンティエ『ファー・アウト』第2巻
(Gauthier Langevin & Olivier Carpentier, Far Out, T2)

シンポジウムそのものは午後からですが、午前中にも「バンド・デシネワークショップ」を開催。原もバンド・デシネ翻訳者の立場でワークショップとシンポジウムの両方に参加させていただきます。近隣にお住いの皆さんとケベックのバンド・デシネにご関心のある皆さん、ぜひご参加ください!

どちらのイベントも入場は無料。詳細は以下の通りです。

バンド・デシネワークショップ

時間:10:00 – 12:00
会場:筑波大学 芸術エリア6A208教室

ストーリー制作/ドローイング/バンド・デシネ入門の3コース。ヌヌミ、ステファニー・ルデュック、ゴーティエ・ランジュヴァンがストーリー制作のワークショップを、キャブ、ティエリー・ラブロッス、フランシス・デアルネがドローイングのワークショップを、原がバンド・デシネ入門のワークショップを担当します。

このワークショップは事前申し込み制です。こちらからお申し込みください。

国際的視点でマンガを考える! ケベック・バンド・デシネ特集シンポジウム

時間:13:30 – 17:45
会場:筑波大学 体育・芸術図書館「ユーリカ!」

13:30-14:00 イントロ
山本美希「外国の人に読んでもらうマンガとは」

14:00-15:30 講演
原正人「国を超えるマンガに必要なもの」

—–休憩—–

16:00-17:00 原正人・青柳悦子・ケベックマンガ家トーク
「ケベック・マンガを読んでみよう」

17:00-17:30 ケベックマンガ家
「ケベックマンガ家たちの推薦図書コーナー」

シンポジウムも事前申し込み制です。こちらからお申し込みください。

「国際的視点でマンガを考える! ケベック・バンド・デシネ特集シンポジウム」チラシ表

「国際的視点でマンガを考える! ケベック・バンド・デシネ特集シンポジウム」チラシ裏

原は「国を超えるマンガに必要なもの」というタイトルの講演をさせていただくほか、以前「海外マンガの人々」のコーナーにご登場いただいた青柳悦子さんとケベック作家の作品を実際に翻訳して、ご参加いただいた皆さんに読んでいただくような催しも行います。

なお、筑波大学体育・芸術図書館「ユーリカ!」では、11月2日(金)から30日(金)にかけて、「ケベック・バンド・デシネ特集展示&第2回グラフィック・シェイクスピアコンペティション優秀作品展」という展示が行われています。

「ケベック・バンド・デシネ特集展示&第2回グラフィック・シェイクスピアコンペティション優秀作品展」

シンポジウム当日もご覧いただけますので、シンポジウムに参加がてら、ぜひのぞいてみてください。ケベックのバンド・デシネを手に取って閲覧できるコーナーも用意されているようですよ。

ケベック・バンド・デシネ閲覧コーナー

皆さんのご参加をお待ちしています。

About Author

原 正人

1974年静岡県生まれ。フランスのマンガ“バンド・デシネ”の翻訳者。訳書にバスティアン・ヴィヴェス『ポリーナ』(小学館集英社プロダクション)、マリー・ポムピュイ、ファビアン・ヴェルマン&ケラスコエット『かわいい闇』(河出書房新社)など。監修に『はじめての人のためのバンド・デシネ徹底ガイド』(玄光社)がある。「世界のマンガについてゆるーく考える会」主宰。もちろん日本のマンガも大好き。

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