海外マンガ読書会 第5回:バスティアン・ヴィヴェス『年上のひと』を読む

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海外マンガ読書会 第5回
取り上げる作品:バスティアン・ヴィヴェス『年上のひと』(リイド社、2019年)
日時:2019年10月27日(日)15時~17時30分
場所:東京都千代田区神田神保町3-8 専修大学 神田校舎 7号館(大学院棟) 8階 781教室(地図
7号館の位置はこちらでご確認ください
参加無料
主催:日本マンガ学会海外マンガ交流部会
※事前申し込み不要。当日、直接会場にお越しください。

バスティアン・ヴィヴェス『年上のひと』(リイド社、2019年)

第5回読書会の対象作品としてとりあげるのは、フランスのバンド・デシネ作家、バスティアン・ヴィヴェス(1984-)の最新作『年上のひと』(リイド社、2019年)です。第17回文化庁メディア芸術祭新人賞を受賞した『塩素の味』(原正人訳、小学館集英社プロダクション、2013)をはじめ、独特のタッチでバレリーナの半生を描く『ポリーナ』(原正人訳、小学館集英社プロダクション、2014)、日本のマンガにインスピレーションを得たバトル・アクション・シリーズ『ラストマン』(共作、全6巻、飛鳥新社、2016-19)など日本でも高い評価と人気を得ています。

『年上のひと』は、13歳の少年アントワーヌと、16歳の少女エレーヌによるひと夏の7日間の物語です。「ボーイ・ミーツ・ガール」ストーリーの王道ともいえる設定でありながら、姉のようでいて、友達のようでもあり、恋人のようでもある少女を「年上の女性」として意識しだしていく少年の心の揺れ動きが独特のタッチで繊細に描かれています。懐かしいけど新しい、新鮮な読後感をもたらしてくれることでしょう。

ちょっとした言葉のやりとりや仕草などで表現される思春期の少年少女をめぐる心理描写、実験的な表現手法のあり方、ストーリー構成とグラフィックの技法、先行する世代のバンド・デシネ作家との相違点……など様々な観点から、フレンチ・コミックスの最新鋭とされる著者の最新作についてお互いに語り合ってみましょう。翻訳者である原正人さんもお越しいただく予定です。

本読書会はどなたでもご参加いただけます。お気軽に直接会場にお越しください。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。


なお、バスティアン・ヴィヴェス『年上のひと』(リイド社、2019年) は紙の単行本として出版されているほか、トーチwebで約4分の3が公開されています。こちらからお読みいただけます。


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About Author

中垣 恒太郎

1973年広島県生まれ。専修大学文学部教授。アメリカ文学・比較メディア文化研究。大学では「思春期文化論研究ゼミ」を展開。米国と日本を軸にした女性のコミックス/マンガ表現をめぐる比較文化研究、さらに、欧米で注目されている「グラフィック・メディスン」の動向を踏まえた医療マンガの比較文化研究に関心を寄せています。日本マンガ学会海外マンガ交流部会(部会代表は小野耕世氏)ほか、女性MANGA研究プロジェクトなどに参加。

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