海外マンガ交流会―ケベックのBD作家ヌヌミさんをお招きして

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このたび、日本マンガ学会海外マンガ交流部会の主催で「海外マンガ交流会」を立ち上げることになりました。少し前にやはり海外マンガ交流部会主催で「海外マンガ読書会」の第1回を開催し、アリソン・ベクダル『ファン・ホーム ある家族の悲喜劇』 を取り上げたところですが、そちらが“読書会”という名の通り、邦訳された海外マンガをじっくり読み、意見を共有し合う集まりであるのに対し、こちらは海外マンガ関係のゲストをお招きし、ゲストからさまざまなお話を伺いつつ、こちらからも質問をぶつけてみたり、直接交流しようというものです。特に定期的に行うわけではなく、これはというゲストがいらっしゃったタイミングで、不定期に開催していく予定です。

初回は12月6日(木)の19時から、ケベックのバンド・デシネ作家ヌヌミ(Nunumi)さんをお招きしてお話を伺います。

ヌヌミさん(Nunumi)

海外マンガ交流会―ケベックのBD作家ヌヌミさんをお招きして
日時:2018年12月6日(木)19時~20時半
会場:東京都千代田区神田神保町3-8 専修大学 神田校舎 1号館102教室
1号館の位置はこちらでご確認ください
出演:ヌヌミ(Nunumi)
参加無料・逐次通訳付き・事前申し込み不要

ヌヌミさんは元々カナダのケベックでアニメーターとして活躍されていて、つい最近バンド・デシネ作家としての活動も始められました。2017年には初の作品『スカイ・ローバー(Sky Rover)』で、カナダのコミック・アワード“ジョー・シャスター賞”のベスト自費出版作品賞に輝き、同年日本の文化庁メディア芸術祭で審査委員推薦作品にも選ばれています。

『スカイ・ローバー』は飛行機乗りの少年と蛍でランタンを作る少女の物語。セリフを一切用いないサイレント作品ですので、言語の心配をせずに誰でも読むことができます。ヌヌミさんのサイトから無料で読むことができますので、ぜひ読んでみてください。

『スカイ・ローバー(Sky Rover)』
※「Start here」という文字をクリック

今回は11月23日(金)に筑波大学で行われる「国際的視点でマンガを考える! ケベック・バンド・デシネ特集シンポジウム」や11月25日(日)の海外マンガフェスタなど、さまざまなイベントに参加するために来日するそうですが、来日に合わせて新作もご用意されているようです。

カナダのフランス語圏という環境でアニメやバンド・デシネのお仕事をするというのはどういうことか、ご関心がある方はぜひご参加ください。

About Author

原 正人

1974年静岡県生まれ。フランスのマンガ“バンド・デシネ”の翻訳者。訳書にバスティアン・ヴィヴェス『ポリーナ』(小学館集英社プロダクション)、マリー・ポムピュイ、ファビアン・ヴェルマン&ケラスコエット『かわいい闇』(河出書房新社)など。監修に『はじめての人のためのバンド・デシネ徹底ガイド』(玄光社)がある。「世界のマンガについてゆるーく考える会」主宰。もちろん日本のマンガも大好き。

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