「完全版 マウス」ついに出る!

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パンローリング社から私が改訳したアート・スピーゲルマンの「完全版 マウス」(全1冊)が出た。

晶文社から「マウス」のⅠとⅡが各1900円で出たのは1991~94年、2冊で4000円近かったが、その26年後に出たはるかに造本もデザインもすばらしい全1冊版が3500円(+税)なのだから、非常に安いと私も驚いている。

原書のアメリカ版よりずっとりっぱな出来ばえだ。これを機会に、ぜひ多くのみなさんにお読みいただきたいと思う。

感想を、ぜひ出版社に伝えてほしい(そのための用紙がついていて、無料で送れる)。

私の個人的な海外マンガ翻訳歴のなかでも、最重要の本といっていい。

アート・スピーゲルマン『完全版 マウス―アウシュヴィッツを生きのびた父親の物語』(小野耕世訳、パンローリング、2020年)

アート・スピーゲルマン『完全版 マウス―アウシュヴィッツを生きのびた父親の物語』(小野耕世訳、パンローリング、2020年)の出版社作品紹介ページはこちら。

なお、小野耕世さんによる『完全版 マウス』の詳しい解説が版元の「『完全版 マウス』特設ページ」で読めます。

About Author

小野 耕世

1939年生まれ。評論家、翻訳家。1960年代末以降、現在にいたるまで海外マンガを精力的に翻訳・紹介し続けている。主な著書に『バットマンになりたい―小野耕世のコミックス世界』(晶文社)、『長編マンガの先駆者たち―田河水泡から手塚治虫まで』(岩波書店)、主な訳書にロバート・クラム『フリッツ・ザ・キャット コンプリート』(復刊ドットコム)、パコ・ロカ『家』(高木奈々との共訳、小学館集英社プロダクション)などがある。

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